借金解決

失敗しない弁護士の選び方!債務整理するなら知っておきたい最低限の知識!

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当記事は、専門的な内容なため、元弁護士の福谷陽子先生より執筆してただきました。
福谷陽子先生のプロフィールはこちら

借金に負われる生活はとても辛く苦しいものですが、そんなときには債務整理をすると、問題を解決することができます。

債務整理とは、借金を整理するための法的な手続きのことで、おまとめローンなどと違って借金問題を根本的に解決することができます。

ただ、債務整理はかなり専門的な手続きなので、法律の専門家である弁護士に依頼する必要性が高いです。

この場合、どのようにして相談する弁護士を選べばいいのでしょうか?

今回は、債務整理をするならどうしても知っておきたい、「失敗しない弁護士の選び方」をご紹介します。

債務整理では弁護士が必要

債務整理には、

  • 任意整理
  • 特定調停
  • 個人再生
  • 自己破産

の4種類の手続き+過払い金請求があります。

参考
借金を解決する方法!元弁護士が解説する債務整理まとめ

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この中で、特定調停は債務者が自分一人でも比較的取り組みやすいですが、他の手続きについては弁護士の力を借りる必要性が高いです。

たとえば、任意整理や過払い金請求では、自分一人で債権者や相手業者と交渉をすると、こちらに法的知識がないことや交渉手続きに慣れないことなどがあって、不利な条件を押しつけられてしまいがちです。

また、個人再生や自己破産は、裁判所を使った複雑で専門的な手続きなので、債務者が自分一人ですすめることはほとんど不可能です。

そこで、債務整理をする場合には、債務整理に強い良い弁護士を探して依頼する必要があります。

弁護士なら誰でもいいと言うことはない!

債務整理をする場合に弁護士を探すとしても、弁護士であれば誰でも良い、ということにはなりません。

弁護士の取扱事件や得意分野はさまざまだからです。

弁護士は、債務整理以外にも

  • 交通事故
  • 離婚
  • 相続
  • 労働問題
  • 医療問題
  • 企業法務
  • 契約関係処理
  • 不動産関係

などの多くの種類の事件を取り扱います。

債務整理をほとんど取り扱っていない弁護士もいますし、取扱はあってもあまり得意ではない弁護士もたくさんいます。

そこで、債務整理をするなら債務整理に強い弁護士を探すことがまずは重要になってきます。

頼む弁護士によって費用も違う!

債務整理を弁護士に依頼すると、弁護士費用がかかります。

その金額は一律ではなく、弁護士事務所によって異なります。

今は弁護士報酬が自由化されているので、弁護士費用については各弁護士事務所が自由に設定しているからです。

債務整理の相談料を無料にしている事務所もありますし、着手金の金額なども依頼する事務所によって全く異なってくるケースがあります。

債務整理を依頼するなら、費用の点にも注目して弁護士を選ぶ必要があります。

参考
債務整理にかかる弁護士費用の種類と相場は!?

続きを見る

債務整理の実績が高い弁護士を選ぶ

以下では、具体的な弁護士の選び方の基準をご紹介します。

まずは、債務整理に強い弁護士を探すことが大切です。

そのためには、債務整理事件解決の実績が高い弁護士を選ぶと良いでしょう。

年間の取扱件数や今までの債務整理事件取扱件数、年間の相談件数などを見て、実績ある事務所を選ぶとある程度安心です。

また、弁護士が過去に債務整理関係の本を執筆していたり、ホームページ上に債務整理関係の記述が多く、コラムが充実していたりする事務所も良い事務所であることが多いです。

債務整理に力を入れている弁護士を選ぶ

債務整理を依頼するなら、債務整理に力を入れている事務所を選ぶことも重要です。

債務整理に積極的に取り組んでいる事務所は、事務所のホームページ内に債務整理の専門サイトや専門ページをもうけて、詳しく債務整理手続きについての説明をしていることなどが多く、弁護士自身も積極的に債務整理に取り組んでいることをアピールしていることが多いです。

また、債務整理の相談料を無料にしているケースも多いので、このような事務所を上手に利用すると、費用の節約にもなります。

説明が丁寧でわかりやすい弁護士を選ぶ

債務整理を依頼する弁護士を選ぶ場合、実績や弁護士の債務整理への積極的な取り組み姿勢以外にも重要な点があります。

それは、弁護士による説明が丁寧かどうか、わかりやすいかどうかということです。

債務整理に限らずどのような事件でもそうですが、事件解決までの間、弁護士とはかなり長い付き合いになります。

電話や郵便でのやり取りを初めとして、事務所に面談に行ったり一緒に裁判所に行ったりすることもあります。

手続き中にわからないことや困ったことがあったら、弁護士に質問して教えてもらう必要があります。

このようなとき、弁護士の説明がぞんざいであったりわかりにくかったりすると、とてもストレスがかかります。

弁護士が債務整理の説明をきちんとしない理由としては、そもそも債務整理手続きについてあまり詳しくないケースがありますし、詳しい人であっても、面倒なのであまり説明しない人もいます。

良い弁護士であっても、自分とはフィーリングがあわないケースなどもあります。

そこで、債務整理を弁護士に依頼する場合、必ず実際の面談をして、その際弁護士の話を聞きやすいかや人柄などをチェックすることが重要です。

実績や評価で選ぶことも重要ですが、最後は自分の目で選ぶ姿勢を忘れないようにしましょう。

費用がリーズナブルな弁護士を選ぶ

債務整理を弁護士に依頼する場合、弁護士費用がかかります。

上記のように、弁護士費用は依頼する事務所によって異なるので、弁護士費用はなるべく低く抑えるためには、なるべく費用が安い事務所を選ぶ姿勢が重要です。

債務整理の弁護士費用には相場があります。

任意整理の場合には着手金が債権者1件について2万円~4万円程度かかりますし、基本報酬として1件2万円程度、それと減額報酬がかかるケースなどもあります。

過払い金回収ができた場合には回収した過払い金の15%~20%程度が報酬金となります。

個人再生をすると、事務所によって着手金が30万円~50万円くらいかかりますし、自己破産をすると着手金が20万円~50万円くらいかかります。

これらの相場を正しく知って、相場くらいかそれより低い事務所を選ぶようにしましょう。

ただ、費用は安ければ良い、というものでもありません。

サービス内容が充実していないと意味が無いので、弁護士を選ぶ場合には、費用が安く、しかもサービス内容も良い「リーズナブルな事務所」を探すことが重要です。

費用説明が明確な弁護士を選ぶ

弁護士と費用の問題での着目点は、もう1つあります。

それは、費用の説明が明確かどうかということです。

弁護士費用は、一般的な買い物とは違ってかなり複雑でわかりにくい考え方や計算方法になっていることがあります。

手続き進行によっては追加費用が発生することなどもあります。

そのような場合、当初にきちんと説明を受けられていないと「聞いていなかった」ということになってトラブルになってしまいます。

そこで、債務整理を弁護士に依頼する場合には、費用説明が当初から明確な事務所を選びましょう。

まずは手続き全体でどのくらいの費用がかかり、どのようなケースで追加費用が発生するのか、その場合の金額はいくらくらいになるのか、しっかりと説明してくれる事務所は信用ができます。

逆に、費用の説明が適当であったりわかりにくかったり、こちらが質問しても教えてくれなかったりする事務所に依頼すると、後々トラブルになることが予想されるので、依頼しない方が良いでしょう。

通常、弁護士事務所では費用の見積書を出してくれるので、複数の事務所で無料相談を受けて、見積書をもらって比較すると、良い弁護士事務所を探すやすいです。

委任契約書を作成する弁護士を選ぶ

債務整理を依頼する弁護士を選ぶ場合、必ず「委任契約書」を作成する事務所を選びましょう。

委任契約書とは、弁護士と依頼者との間の契約書で、事件の内容やかかる費用、途中解約の際の取扱方法などについて書いてあります。

委任契約書は、後々のトラブルを避けるために作成する重要な書類です。

弁護士会でも、弁護士が事件を受ける際には必ず委任契約書を作成するよう指導しています。

委任契約書を作成しない弁護士は、信用しにくいです。

必ず面談する弁護士を選ぶ

債務整理を依頼する場合、必ず面談をする弁護士を選びましょう。

依頼者が直接弁護士から説明を受けて、しっかり納得ができるように、弁護士会も、弁護士が債務整理事件を受ける際必ず面談をするようにガイドラインを定めています。

面談しない弁護士は金儲け主義であったり悪徳業者と提携していたりするパターンもあるので、注意が必要です。

以上のように、債務整理を依頼する弁護士を探す場合にはいろいろなポイントがあります。

今回の記事を参考にして、上手に弁護士を選んでみてくださいね。

参考
債務整理に強い弁護士を探すときに知っておきたい方法とポイント8つ

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